書評

騙されやすい人ほど読むべき本!「影響力の武器/ロバート・B・チャルディーニ」の書評レビュー

いとコンです!

「影響力の武器」という本を読んだので書評を書きます。

本の概要

この本は、人にイエスと言わせるテクニック「承諾誘導」についての話が書かれており、全8章の構成になっています。

承諾誘導によって、人は判断基準を狂わされて自動的に相手にイエスと言わされてしまう。

その承諾誘導の仕組みと対策が書いてありました。

承諾誘導は大きく分けて、返報性、一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性の6種類に分類することができ、各章でその特性と具体例が解説されます。

各章の内容を簡単に言うとこんな感じです。

1章 影響力の武器

承諾誘導の原則となる「固定的動作パターン」と「信号刺激」の説明。

動物には習性があり、特定の音や光などの信号に反応して決まった行動を取る。

人間も同じ面があり、自分で考えて行動しているようで、実は特定の信号に反応して動くことが多い。

承諾誘導を理解している人は、これを利用する。

2章 返報性

人は何かしてもらったら、お返しをしなければならないと考える。

3章 一貫性

人は自分の言葉や、考え方、行動に対して一貫性を持たせたい。

また一貫性のある人を信用する。

4章 社会的証明

人は周りの人が正しいと思っていることを正しいと思う。

慣れないことや、分からないことをする時は余計にそう感じる。

5章 好意

人は自分が好きな人が言うことには、同意しやすい。

また、その人を高く評価しやすい。

6章 権威

人は偉い人の言うことを聞く。

実際に偉くなくても、肩書きや、服装、持ち物がそれらしいと勘違いして言うことを聞いてしまう。

7章 希少性

人は、機会が制限されていると貴重なものだと感じる。

期間限定商品とか、数量限定といったものがこれに当たる。

8章 手っ取り早い影響力

一つの信号によって物事を決めてしまうのは、原始的で動物と一緒。

人間は、自分で考えることによってそれを克服し、発展してきた。

しかし、現代では情報が増えすぎて、自分で考えるのが難しくなり、結局最初と同じ、分かりやすい信号に反応せざるを得なくなってしまっている。

という話。


以上のことを利用した実例の紹介、仕掛けられた場合の対策方法も解説されています。

騙されやすい人ほど読むべきかと思う

実例は極端な例が多く、ほんとか?と思うところもありました。

しかしニュースなどで、詐欺師の手口を見ると、同じような感想を持つので、実際の現場ではそんなものなのかもしれません。

理屈としては、そういう局面はあるな、という物が多かったので覚えておくと実生活にて役に立つはず。

ぼく自身も、物を買うときの営業マンとの交渉、勤め先での上司とのやりとり、その他の話し合いの局面でを思い出すと、これらを使われていたかも…と感じる部分があります。

 

なので、自分は騙されやすいな、とか、流されやすいな、という人は一度読めば、そういう交渉事に対しての防御力が上がるので読んだ方がいいです。

以上「影響力の武器」の書評レビューでした。

書籍版の他、audiobook.jpから、オーディオブック版も出ているので、耳で聴きたい人はそちらをどうぞ。

ぼくもオーディオブック版を聴きました。

続編もあるので興味がある人は読んでみよう

影響力の武器には、本書の他、

実際の事例を集めた「実践編」、

それから、2冊の応用として「戦略編」が出ています。

こちらもaudiobook.jpからオーディオブック版が出ています。

さらに深く影響力の武器について知りたい方は、上記2冊も読んで理解を深めるのがいいのではないでしょうか?

ぼくはまだ読んでいないので、詳しい事は言えないのですが、興味はあるので、今後読むことがあったらまたレビューします。

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