書評

親子関係に疲れた人に勧めたい本、「母がしんどい/田房長子」の書評

いとコンです!

今日は、毒親に苦しんでいる人が読むべき本、「母がしんどい/著:田房長子」をレビューします。

1.毒親に対する筆者の苦悩が書いてある

この本は、毒親の被害者である著者が書いたコミックエッセイという形式になっており、著者の体験談が漫画で描かれています。

著者の生々しい体験がそこに…。

ただの体験談ではなく、3年後の後日談まで書いてありますので、著者の話は本の中で決着が着きます。

ちゃんと結末があるので、ただ共感するだけのあるあるネタではなく、悩んでいる人への一つの解答として参考にできるでしょう。

・毒親とは?

毒親というのは、「毒になる親」という意味です。

例えば虐待をする親など、子供に対して害をなす親全般のことを言います。

 

2.ぼくの妻も毒親の被害者だった…

ぼく自身は親との関係は悪くないのですが、ぼくの妻の両親が毒親でした。

2-1.この本を知るきっかけは、あるテレビ番組

ある日、妻とテレビを見ていると、「ザ!世界仰天ニュース」という番組で毒親の話をやっていました。

そこでこの本が紹介されていまして、それを見た妻がこの本を読んでみたいと言ったので購入することに。

 

2012年発売の本なので、発売からけっこうな時間が経っていますが、仰天ニュースで取り上げられたのは2018年の話です。

なので内容的には今も通用するものであり、実際読んでいて全然古さは感じませんでした。

2-2.内容が妻の母と被っていて驚いた

・親の行動について意見を言うと「親に向かってなんだ!」と発狂する。

・親のやりたいこと、やりたくないことを押し付けられる。

・反論すると「あんたのためにやってやったのに!」と発狂する。

・一度会った人をその時の印象で好き嫌いを決めて妄想を話し出す。

・その後、ささいなことで好き嫌いが逆転し、全く逆のことを言い出す。

 

などなど他にもありますが、妻の母親と被っている部分がかなり多く、あの人以外にもこんな人いるんだな…、と驚きました。

何というか、とりあえず発狂するんですよね。

それで意味不明な理屈を並べて、こっちの話は聞かない。

毒親とはそういう生き物なんでしょうか?

 

そんなことを続けていると、本人も壊れていってしまうんですよね。

妻は、両親から電話やメールが入るだけで、泣き出したり怒り出したり、情緒不安定になってしまう状況でした。

3.自分のことではないので妻に強く言えなかったが

ぼくの親が毒親であったなら、ぼくは迷うことなく、関係を断つでしょう。

ただ、ぼくの場合は自分自身ではなく、妻の話です。

解決策をやんわりとは伝えていましたが、あまり強くは言えませんでした。

 

しかし二人でこの本を読み、そういう親と戦って親子関係にけりをつけた人がいるんだ!ということで勇気づけられました。

ということで、今後は妻と共に、親との関係を終わらせることも視野に入れて付き合っていこうと決めました。

 

妻が壊れる前にこの本と出会えてよかったです。

もし、あなたの親が毒親で親子関係で悩んでいるのであれば、絶対この本を読んだ方がいいです。

また、自分ではなく配偶者が毒親に悩んでいるのであれば、この本を一緒に読んで話し合うといいです。(ぼくはこのパターン)

 

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