書評

哲学を知らない人でも、分かりやすく読みやすい!「史上最強の哲学入門/飲茶」のレビュー

いとコンです。
最近、哲学に興味を持ちまして、ちょっと勉強してみよう!と思いました。
しかし、哲学といっても漠然としすぎていて何から手を付けていいか分かりません。

そこで哲学の入門書を調べたところ、この「史上最強の哲学入門」がとても分かりやすかったので、今回紹介します。

本書は、紙の書籍、電子書籍、オーディブルで出版されており、ぼくはオーディブル版を購入しました。

史上最強の哲学入門 (河出文庫) [ 飲茶 ]

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概要

この本はタイトルの通り、哲学初心者のための入門書として作られた本です。
構成としては、大きく分けて4つの観点から哲学を解説していきます。

1.「真理」の真理
2.「国家」の真理
3.「神様」の真理
4.「存在」の真理

という4つの観点から、それぞれ時系列ごとに話をまとめて、関係する哲学者の考えやエピソードを解説していくという作りになっています。

プロタゴラス、ソクラテスなど有名な哲学者から始まり、全部で31人の哲学者が出てきます。

特に読むべきだと思ったのは、2章の「国家」の真理のところで、現代の日本がどのような思想で動いているか、政治や経済に関することが書いてあります。

 

出版されて少し時間が経っていて、話題が少し古かったりしますが(例えば小泉政権の話などが出てくる)、まだまだ参考になる話だと思います。

 

アダムスミスの「見えざる手」やマルクスの「資本論」など経済学についても少し触れるので、その辺りに興味がある人も読んでみてもいいと思います。

史上最強の哲学入門 (河出文庫) [ 飲茶 ]

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本の使い方

この本は入門書ですので、哲学について、浅く広く紹介していく形になっています。
一人一人の哲学者について、そこまで詳しく掘り下げているわけではありません。

なので、この本を読んで終わりではなく、ここで紹介されている哲学者から興味を持った人を別の書籍等で自分で掘り下げて調べていく。
といったような、哲学を学ぶ上での足掛かりやヒントを得るのに使うのが正しい使い方だと思います。

オーディブル版、朗読の雰囲気

朗読の音声についての感想です。

朗読者の白井悠介さんが声優なので、朗読を聞いているというよりもアニメのナレーションを聴いているような感じでした。

それからこの本の作者が「グラップラー刃牙」という漫画が好きなようで、それの真似をしているのか、前書きの途中に叫んだりするシーンがあります。

初めて聴いた時は、何だこれ…と感じました。
これを面白いと思う人はいいですが、意見が分かれるところだと思います。
ちなみに、前書きだけで本文は普通なので、そこまで気にしなくて良いです。

全体の評価としては、内容は分かりやすいですし、声も聞き取りやすく、良い作品だと思うので一度聴いてみてください。

史上最強の哲学入門 (河出文庫) [ 飲茶 ]

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気になった哲学者「ニーチェ」

本書で紹介されている31人の中で、特に「ニーチェ」に興味を持ちました。

ニーチェは著書の中で、何も目指さず、ただ日々を生きているだけの「末人」という存在を描いています。

これは、現代社会において、会社に行って帰ってくるだけのサラリーマンのことに他なりません。

ここから抜け出そうとする人を「超人」と呼び、抜け出すための方法を説いたのが「超人思想」というものです。

正直なところ、ぼくも現在ニーチェのいう「末人」の状態になってしまっています。

なのでニーチェの超人思想を学んで、人生を変える足掛かりにできたらと思いました。

 

この本と同じ作者で、ニーチェについてかかれた本があるのでまた今度読んでレビューします。

飲茶の「最強!」のニーチェ [ 飲茶 ]

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